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2006年12月23日 (土)

予想ガイ

僕は、普段から予想外の出来事に対処出来るように
ありとあらゆる局面をシミュレーションしている。

たとえば、トイレの大の方のドアを開けたとき、
既に中に人がいた場合はどうすればよいか...
トイレのドアの鍵はお互いの為にあるわけであるが、
もし仮に不幸な事態を招いたときは、どちらが謝るべきだろうか?
鍵をかけなかったのは中の人の過失であるわけで、
外の人には何の責任もないはずだ。
であるからして、ドアを開けてしまった方は謝る必要はなく、
堂々としていればいいのだ。
なんなら逆ギレ(順ギレ?)してもおつりがくるくらいだ。
鍵をかけなかったことを後悔してもらうように、
いっそ、みせしめに開け放しておいてやった方がいいかもしれない。

意外と早くその瞬間はやってきた。

ドアノブの楕円形の窓が、安全のシンボルカラーとでもいうべき
スカイブルーであることを目視確認すれば充分な状況だった。
確実に意表をつかれたふたりの成人男性。
咄嗟のバックステップ。
見つめあうふたりの成人男性。
完全に無防備なひとり VS 完全に舞い上がったひとり。

「すみません」

ゆっくりとスカイブルーからワインレッドへと変化する窓。

なんでオレがあやまらなアカンねん。
なんでオレがあやまらなアカンねん。
なんでオレが...

誰も得せえへんやん。
誰も得せえへんやん。
誰も...

忘れよう、早く。
忘れよう、早く。
忘れよう...

まぶたを閉じれば、今もすぐそこにあの姿が...

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コメント

金髪の青年よ、キミは何故・・・
それは先月の出来事

仮スマの文章を拝読するやいなや
集合的無意識へと繋がる既視感により
私の大脳新皮質が満たされていきます

それはまるで・・・
黄昏に包まれたG線上のアリアの様に
甘美なる悔恨の記憶を静かに昇華させる
神のまばたきの如き永遠の一瞬でありました

投稿: No.96 | 2006年12月26日 (火) 00時07分

96っぽいコメントありがとさんです。

悲劇は更に続くのでありました...

投稿: 仮スマ | 2006年12月27日 (水) 00時04分

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